耐震・制震・免震に違いはあるの?

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耐震・制震・免震に違いはあるの?

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2015/12/24 耐震・制震・免震に違いはあるの?

近年では、地震が多くなっているため、地震対策が注目されています。

 

建物の地震対策には3種類あるということをご存知でしょうか?

 

その3種類とは「耐震」「制震」「免震」です。

 

そこで今回はその3つの違いについてご紹介します。

 

まず耐震とは、建物の構造体の強度を上げて揺れや衝撃に耐えるというものです。

 

地震の揺れを防ぐことで、建物の倒壊を防ぎます。

 

上階になればなるほど揺れが大きくなってしまいますので、高層住宅には向かない工法です。

 

次に制震とは、建物の一部に可動部分を設けて、揺れを吸収する工法のことです。

 

耐震に、繰り返し起こる地震に弱いというデメリットがある一方で、制震は建造物の主要部分の損傷を軽減するため、繰り返し起こる地震に強いというメリットがあります。

 

さらに、上階に行くほど揺れを抑えられるということもメリットです。

 

最後に免震とは、建物の基礎と土台の間に免震装置を設置して建物に振動を伝えない仕組みです。

 

建物を完全に地面から絶縁することで二次災害を抑えられるというメリットがある一方で、コストがかなりかかってしまうというデメリットもあります。

 

ですので、一般家庭で取り入れることは非常に困難な工法です。

 

いかがでしたか?

 

耐震、制震、免震のそれぞれの特徴を理解した上で、地震対策をするようにしましょうね。

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