エコ窓リフォームのメリット

住宅のリフォームをされる時に注目されているのが内窓の新設です。

住宅の中で最も熱の出入りが多いのが窓で、外壁や床が7割程度ですが、窓等の開口部は、おおむね2割を占めています。

床や壁のリフォームを行えば工事自体が大変なものになってしまいますが、内窓の設置であれば作業時間も短く家の保温性が上がるというメリットがあるのです。

なぜそれほどの断熱性があるのかと言うと既存の窓と内窓の間に空気の層が発生し、その空気の層により室内から室外へ温度が逃げることなく外から室内への温度の影響が出にくくなるためでしょう。

二重ガラスでも同様の効果は期待できますが、サッシからの温度の出入りもあり二重窓の方が遥かに効率的です。

ただし、サッシが２重になりますので開閉には若干の手間はかかります。

また、熱の出入りが少なくなれば空調効果も高まり、結露防止にもなりカビやダニの発生も防ぐことができるのです。

当然ではありますが二重窓になれば防犯対策にも有効ですし、使用するガラスにより紫外線をカットすることも可能となります。