屋根のリフォームは10年おき？

家を長持ちさせるために、メンテナンスとリフォームが大切だということは広く知られています。

中でも家の寿命に大きくかかわるのが屋根です。

では屋根のリフォームを行う時期はいつがいいのでしょうか。

屋根には、瓦屋根、スレート屋根、金属屋根があり、それぞれに特徴があってメンテナンスの時期も違います。

ここではデザイン性に優れ、価格と性能のバランスが良いことから、多く採用されているスレート屋根について考えます。

一般に、10年程度でストレートの屋根はリフォームを行うとされているのですが、これはスレート屋根の塗装が劣化する時期を考慮してのことです。

スレート屋根の塗装は経年劣化し、10〜15年で塗装しなおさないと大きく寿命を損なうとされています。

しかし実際には環境によって劣化の度合いが変わりますから、これがすべての家に当てはまるわけではありません。

また、屋根のリフォームは塗装以外の状態も考慮しなくてはなりません。

屋根を点検して重大な異常があればすぐに修理しなくてはなりませんし、丁寧なメンテナンスによって通常よりも長く持たせることもできます。

点検は定期的に行い、屋根の状態を把握しておくことが重要です。